v沿革 - BikeJack開業秘話と営業ポリシー
過去の教訓
私が以前勤めてたバイク屋「バイクOOO・OャOO」は埼玉・群馬・栃木に10店舗とモトクロスのコース、レストランを展開する大型量販店で大きな店は640坪の敷地に約550台展示、後に年間販売台数1400台と言うキャパシティーの極めて高い所でした。全体で年間10.000台ほど販売するのですからこの業界でもかなり有名なバイク屋だったのです。

たしかに来客数も多く日曜日ともなると一日中商談で終わる事が常でした。会社の形態上、仕方ない事と思いながら次から次と来店するお客さんにスーパーの特売品担当員の如く売りに売りまくりました。

バブル景気も手伝い業績は上場で私の地位も既に専務取締役まで昇りつめて気がつけばバイク部門の代表権を手にし10店舗分の仕入れ(新車・中古車)を一手に収めてましたので各メーカーからも色々なお誘いがありかなり有頂天であったと感じます。(その頃、当社は四輪の外車販売に着手しこちらも4店舗までに拡張中でした。なんと!かの有名な帝国データバンクに私の名前が載った時期でもありました)

しかし、あれほど大量のバイクを売ったのにほとんどお客さんの事を覚えておりません。覚えている事も有るのですが全て損失が伴うトラブルばかりなのです。
私の場合は早くから各店舗を転々と売り上げ補強に従事し飛び回ってましたのであれなのですがほとんどの店にいわゆる常連さんが居ないのです。

常連が定着し辛い営業方針だったと思います。売ったら売りっぱなしではないのですが何をするにも決まり事が有り当時はどこも中古車に補償がなく納車当日のトラブル以外は全て有料なのですからこんな目に遭ったお客は店に対し何らかの不審を感じるのです。

そうじゃ無くとも例えばプラグ交換は交換工賃以外にカウルやタンクの脱着料が加算され自分で交換すれば¥500なのに\3.000とか請求しなくてはならない。 
私的には手伝ってやるから自分でやりな!と言いたい所ですが従業員の前では立場上それが出来ない、私が各店舗にハードルの高い工賃ノルマを課せる立場にいたからです。
何の事はない、私も上にとやかく言われたたくないが為の自己防衛手段であったのです。

こんな状況下での商売でしたのでバブルの崩壊と共に規模の縮小を余儀無くされ経営形態を改善してる最中にバイク部門には全然関係のない事で会社は不渡りを出し倒産したのです・・・負債総額23億円!!
(1年かけてトップがギャンブルで摩りました=実話です)

私も立場上、業者契約の保証人になっており個人的に1800万ほど借金を背負いました.
私の悲しい身の上話はこれくらいにして≪BikeJack≫についてお話しましょう.

BikeJack開業 〜一時的な利益に執着しない〜

私が個人的に始めた店ですので今回は誰に気を使う事なく前回の失態を教訓に趣味と実益を兼ね私の好き放題に運営しております(笑)ですから私のやり方が気に入らない方は当然、当店のお客さんにはなってないだろうし私が気に入らなければバイクを売らない事にしております。(だから儲かんないのかも?)

今の所、売って失敗した人よりも売らずに正解だったと感じる事が断然に上回ってます。
この統計は計り様がないのであくまで私の憶測です。

私のバイク屋としての思想は≪良いお客さんに良いバイクを提供し良いバイクライフを永く楽しんでもらう事≫ 全て頭に良いが付きます(笑) そろそろ良い事もしようと・・・
当店では飛び込みの当店販売車以外の修理受付をしておりません。今までに何人もの方にお断りしております。
これは商売上、大変なマイナスである事は重々承知しておりますがそれ以上にプラスが有るからなのです。

例えば修理車が一杯であれば修理をお断りする事だって起こりえます・・
こうなればその方は他の店に依頼したり修理可能になるまで待て頂く事になる訳です。修理に時間が掛かればその間は当然乗れませんし他の店で修理をすればそれなりの高額工賃を請求されたりするのが現状です。
これでは満足なアフターサービスを提供しているとは言えませんし何よりも私の理想とする良いバイクライフを永く楽しんでもらう事にはならないからです。

格安な金額で好きなバイクを維持できるという事は永く乗れると言う事だと確信してます。
極端な話、当店でバイクを購入した事のあるお客さんには他の店では購入する気になれない位の違いを目指し出来るだけの努力をしております。

お客さんにとって良い事でありそれ以上に当店にとって後々プラスになる事なのです。一時的な利益に執着せず全力でリピートを目指す姿勢が商売存続のカギなのです。

「クレーム処理は喜んで」をもっとうに?!

当店はクレーム処理が得意です。なぜかと言うと損得無しに対応する事が社則だからです。
その時点でお客さんに不審を与えたのですからそれ以上の満足感を提供しなければ二度と来店しないのが
お客様たる由縁です。(注:何もかも思い通りに成る訳ではありません)
どうせクレーム処理をするならグタグタ言わず気分良く請負う事にしております。
クレーム処理の発生したお客さんは2度3度と脚を運ぶ事になりいつの間にか常連と呼ばれる部類に属する事もしばしばです。

その常連さんが新しいお客さんを紹介してくれたりと良い事だらけのクレームだったりします。
納車の時に少し走ったら壊れる細工をしたいくらいです(笑) 
本当にそんなことが発生しますが決して細工では御座いませんので悪しからず・・・。

家族のような温かさで

そんなこんなで当店も現在(H16年)9年目を迎えておりますがそれもこれも間違いなく良いお客様方に恵まれたおかげであります。

当然の如くスタッフ(元はお客様)にも大変恵まれましてやはりこれも私の強運の為せる技と自負する次第であります。

(本当の処、スタッフには大変感謝しております)
スタッフ(若衆)なんて言い方をしておりますが、実際の所、怠け者の私の何倍もの仕事量をこなし当店にとっては多分、私よりも必要な存在です。(いつも本当にありがとう!)
見掛けも悪いし口も悪い、私自身、重々承知しておりますし個人的に媚を売る事が出来ない性分ですから悪しからずご了承頂きます。時にお客様をつかまえてオマエとか呼び捨てに呼んでしまったりと好き放題にさせて頂いてますが、それもこれも私のバイク屋の親父としてのスタイルなのです。

私もお蔭様で有る程度の年齢になりましたので私より年下のお客様が圧倒的に多くなりました。ですからそんな方々には親父か兄貴の様な存在でありたいと思うのです。

親父や兄貴が息子や弟に敬語は使わないでしょう?! この発想ですから致し方ないと寛大なお気持ちでご勘弁ください。

勿論、こんな対応を全ての方にしてる訳では御座いませんしお客様を立てる術も持ち合わせております。
しかしながら親父スタイルで対応してる方々の方が何かと得してる様に・・・
人間誰しも身内と他人は分け隔てるのですからこの辺をご察し下さい。 こんな連中のおかげで現在もバイク屋をしてるし、この連中の為にも存続しなくてはと、いつも自分に言い聞かせてるんです。・・(何度もお店を助けて頂いております)

「単なるバイク屋とお客の関係をもう少し別な人間味の通う関係に改善してゆく」が私のバイク屋としての戦略であります。

当店のお客様へ
いつも本当に有難う御座います。この次の乗り換え、買い足しは勿論、お友達の紹介も何卒よろしく御願い致します。
まだ購入前のお客様へ
絶対に他店より楽しいバイクライフをお約束しますので是非一度ご来店頂きたい!